従業員規模2000名の自動車部品工場にて、ギアBOX組立の自動ラインで導入いただきました。

【導入の経緯】
自動化検討をしていくなかで、ネジ締め機の装置サイズとサイクルタイムがボトルネックになっていることが分かりました。
ナットランナー2軸をそれぞれ直交ロボットに持たせ、動作領域を限定することで装置サイズを小さくしサイクルタイムが達成できることを提案。ライン全体が要求サイクルに入れられるようになりました。

【導入後の効果】
ボトルネックを解消し、サイクルタイムを向上させたことにより、計画通りの生産数を確保できるようになりました。

【導入設備の概要】

ナットランナーの位置決めには、直交ロボットを使用しており他機種対応を実現しています。

① ワーク搭載パレットの引き込み（駆動コンベア）
② パレットロケート
③ ワークのギア噛み込み動作チェック
④ ネジ締め 9本
⑤ パレットの払い出し