樹脂コネクタへ防水ゴム栓を挿入する装置です。
コネクタは、供給ユニットのテーブルからカメラ付きロボットで取り出すことで多品種対応をしています。
通常であればコネクタ用パーツフィーダが複数台用意されますが、供給ユニット1台で
カメラ付きロボットを用意することで、省スペースかつ段取りレス、さらにコストダウンを行う事が出来ます。
ゴム栓はパーツフィーダから圧送し、インデックス上でコネクタへ挿入します。

カップ形状のワークのレーザー刻印を行う装置です。
サイクルタイム：45秒
任意の角度で置かれたカップをロボットで取り出します。
マーキング位置は、カメラ認識をして角度補正を行います。
ワークの上面、下面の各面にマーキングが行われるため
ロボットで表裏反転を行っています。
多数か所へのマーキングが必要な場合の基本パターンです。

げんこつロボットを使用して、高速検査を行っているインデックスへ供給するシステムです。
サイクルタイム　5.0sec／個
従来、作業者が両手作業で供給と取り出しを行っていました。
スカラロボットではサイクルタイムに追いつくことが出来ず、自動化出来ませんでした。
げんこつロボットの採用により、サイクルタイムをクリアして自動化することが出来ました。
既存のインデックス装置へ、供給・排出コンベアとロボットを後付けで自動化することにより
コストを抑えた導入が実現しました。

協働ロボットを使用して、加工機の素材投入・取り出しを行う装置です。
少量多品種のため、作業者がつきっきりとなっていた工程が、
ロボットを導入することにより半自動化することが出来ました。
治具乗せ、段取り替えなどによる位置ズレやティーチングの修正の対応は
協働ロボットの特徴であるダイレクトティーチングを用いることで現場で簡単に直すことが出来ます。
製品置き場を製作するだけで簡単に協働ロボットを導入出来た事例です。

コンテナ内に積まれたカップ形状のワークの取り出し供給装置です。
ロボットのハンドを多連にすることによりサイクルタイムの短縮を図っています。
さらに、中敷きの形状を工夫することで、取り出し時にはカップ用ハンドと共通化することが出来ました。
ロボットを用いることにより、既設のコンベアにそのまま連結することが出来たためコストを抑えた導入が可能となりました。

カップ形状のワークの内径測定を行う装置です。
サイクルタイム：40秒
任意の角度で置かれたカップをロボットで取り出し、カメラで角度補正したものを
測定ジグへ投入します。
キーエンスGTセンサを用いて測定し、測定精度別に取り出しテーブルへ払い出します。